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1998年11月 読書ノート最終更新日:1998/11/22
ここでは私が読んだ本についての感想を公開しています。本のジャンルは「なんでもあり」です。
これが完結巻となった。平井和正の作品は結構読んできたが、この作品はとても彼らしい物だと思う。ハルマゲドンと言った発想は非常に彼らしいし、最終的に俊夫とライラ=良子の間の非常に大きな愛の関係を描くところも彼らしい。この本の出版は昭和53年になっているので、彼の昔の作品だと言うことだ。最近の平井作品には、こういったハルマゲドン思想はあるのだろうか。しかしながら結局、僕という一読者が目を引く所はそういった破滅思想ではなく、愛の描写のような気がする。彼自身はそういった愛に関する描写は単に読者の興味を引くための手段と思って描いているのだろうか、それともそういった部分も人類の破滅と共に強く描きたい部分だったのだろうか。
日付:1998/11/22
あっさりと2巻も読み終えてしまった。最近めっきりと本を読んでいなかったような気がするが、本を読むことは楽しいなぁと再認識しているような感じだ。
ところでこの話だが、田村俊夫という人物が主人公でありこの人物が心優しい為にゾンビハンターになりきれずにいると言うところがこの巻での主な展開だろう。しかし、僕は1巻を読んだ時点ではこの話は平井和正お得意の終末ものかと思っていたので裏切られた感じがする。しかしこういった人情や愛と言ったような話の方が僕自身は好きなのだが、読んでいて結構心に痛い物も感じる。ありきたりな展開を持っている話のような気がするんだけど。
日付:1998/11/09
この本は古本屋で安かったので買ってきたが、結構楽しめた。平井和正の本は結構読んできただけに、平井和正らしい作品だなぁという感じだろうか。この本は平井和正の書いた小説としては古い方だと思うが、やはりこの頃の方が最近よりもえぐい感じのつくりだ。ウルフガイもそうだが平井和正の作品はどうしてこんなにえぐい感じなのだろうか、しかし割と読みやすかったりするのも平井和正なんだろう。
しかし古い本だけあって、東西冷戦などが舞台になっている。そして読んでいる自分もそれにつられて、古い景色の日本を想像してしまう。まだ3分の1しか読んでいない訳なので何も感想を書けないが、3巻という短さで終わる平井和正の作品というのもなんだか不思議な気がして続きが楽しみだ。
日付:1998/11/08
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