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1997年02月 読書ノート
最終更新日:1997/02/08

 ここでは私が読んだ本についての感想を公開しています。本のジャンルは「なんでもあり」です。

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少女ヴィクトリア
セレナ・ウォーフィールド(フジミロマン文庫)

 ポルノ小説は、はっきり言って初めて読み、最初は偏見だらけだった。まさしくその偏見に当てはまっている小説だったが、妙にはまってしまった。それは、この小説の中の描写が、どのような物を表しているのか、というところで何回か読み返してみなければ、理解できなかったからだろう。しかし、別にそれを理解しなくても話は解る。何故理解しようとしたのかは、おそらく単純にポルノの要素にはまっていたからだろう。だから、これからもポルノを読むのかというと、自分自身どう思っているのかよく解らない。
日付:1997/02/08


白夜
ドストエフスキー(角川文庫)

 非常に短い小説だった。その中で短い恋愛が描かれていた訳だが、簡単に予想できる結末なのだが、物語に感情移入していくうちに、読んでいる自分がその結末を否定して幸福な結末を想像してしまっていた。読み進める中で、主人公の恋は一方的な物となるように思っていた物が、主人公の恋の成就を祈るようになってしまっていた。ナースチェンカは酷い女で、主人公も情けない男だと、読み終えてすぐに感じたけれど、人ってそんな物だろう。そんな風にも感じた。主人公が最後に思う、「至上の法悦の完全なひととき!人生の長い一生にくらべてすら、それは決して不足のない一瞬ではないか。」とはいったいどういう意味なのだろうか。自分のひとときの恋への慰めでしかないのだろうか。
日付:1997/02/03




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